アクセス数を増やす時に大事な指標
サイトを運用していると、やはりSEO対策、リスティング、メディアサイトやSNSと色んなチャネルからアクセスを増やそうと日々奮闘しておられると思います。
だってアクセスが増えれば問合せや売上が上がるじゃん!
なんてことは当たり前にお分かりのことだとは思います。
ただ、順位が上がったり、掲載媒体を増やしたのに思っている以上にアクセスが増えていないことってありませんか?
もちろんクリックされず流入されていなかったことも1つの大きな理由ですが、それ以外にも理由があったりします。
そんな理由を今回は記事にできればと思います。
前回の記事はアクセス数を構成する要素をまとめましたが、今回はアクセス数の概念のお勉強です!
アクセス数ってそもそも何なの?ということが、結構曖昧な方も多いようで今日はそのあたりを詳しくまとめられればと思います!
アクセス数の正体
アクセス数はGoogleアナリティクスでは”セッション数”と表記されている部分がアクセス数にあたります。
ここまではご存知な方が多いと思います。
で、このセッション数(アクセス数)は何の値かというと、
新規ユーザーのセッション数(アクセス数)とリピーターのセッション数(アクセス数)の総和になります。
ハイ!これも当たり前な感じがしますが、ここからが重要なところで
では、アクセス数を増やすには新規ユーザー数のセッション数(アクセス数)とリピーターのセッション数(アクセス数)のどちらが重要か?
という質問をされた場合にサイトの性質によっても異なりますが、皆さんはどうお答えになるでしょうか?
それは数字の成り立ちを理解してもらえると分かると思います。
セッション数(アクセス数)とユーザー数の関係を確認してみよう!
例えば、簡単にするためにユーザー数が100、セッション数が1,000、新規セッション率が50%のサイトがあったとします.
上記のサイトの場合、新規ユーザーは50・リピーターは50です。
▼図で表すとこんな感じ
で、ここからがミソですが、新規ユーザーのセッション数は必ず1なので(2回目の訪問は全てリピーターとしてのセッションとして扱われるので)、この場合では50となります。
つまり残りのセッション数は全てリピーターのものということになり、具体的にはリピーターのセッション数は950となります。
▼図で表すとこんな感じ
ここまでくれば大体分かると思いますが、セッション数(アクセス数)を増やすにはセッション数とユーザー数の関係を見てみると、実はリピータのセッション数の方が重要度が高くなっていることが分かると思います。
まとめ
上記の具体例は少し極端な例ですが、ユーザー1人当たりのセッション数の重要度で見たとき、多くはリピーターの方が比重が高くなります。
つまり、アクセス数を増やすために新規ユーザーを呼び込む施策だけをしていても思いのほか、数値に影響がないことはこのことが原因の場合もあります。
なので、サイト内やサイト外でリピートする理由をつくり、1度来たユーザーに再訪を促す施策に注力した方がアクセス数が伸ることがあります。
つまりは、セッション数の増加はリピータの数とリピート率の改善も必要だという事です。
一度、自社のサイトのにも当てはめて数値を見てみてください。
新規ユーザー1人とリピーター1人が1アクセスに与えているインパクトの大きさを比較したときに気づきや注力する施策が違う視点で見えてくるかもしれません。
ではまた次回!!
この記事を書いた人
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中田延孝
メダカを飼いはじめました。 最初10匹で飼い始めたのですが5匹死に 5匹追い金したのですが 一か月後の現在生存しているのは3匹です。 悲しいです。
メダカを飼いはじめました。 最初10匹で飼い始めたのですが5匹死に 5匹追い金したのですが 一か月後の現在生存しているのは3匹です。 悲しいです。