googleアナリティクスで何をしているのか?

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googleアナリティクスで何をしているのか?

あけましておめでとうございます。

年明けから、ほとんどの時間を解析ツールを使った数値解析と改善施策の策定に使っているような気がします。

今年もサイトの売上改善に貢献にしていけるよう気を引き締めていきたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

数値解析って具体的に何をしているの?

例えばサイトの売上を上げたいとします?どうすればサイトの売上が上がるでしょうか?

サイトの売り上げの公式はよく色々なサイトで書かれているのでご存知かもしれませんが

売上=アクセス数(セッション数)×転換率(コンバージョン率)×客単価

で求められます。

ということは早い話、この3つの要素の数値が上がればサイトの売上が改善するという理屈になります。

ただ、これは全体的な話しで、サイトの表面を見ているだけにすぎません。

何故なら、上記の公式を知っているからといってサイトの売上を改善するために具体的に何をすればいいかは分からないからです。

では何をどうしたらいいのか?

方法の1つとして例をあげると、アクセス数ってどんな値なのか?ということを深掘りして細かく見ていく方法があります。

アクセス数とは…………..?例えば100ページのサイトがあるとします。

このサイトのアクセス数とは、100ページ分のアクセス数の総和がそれにあたります。

つまり1ページ1ページのアクセス数の積み重ねが全体のアクセス数になるわけです。

えっ?あたりまえじゃないの?と思われた方。そうです。当たり前です。

でも皆さん、このあまり意識していないことの方が実は多いんです。

では上記を踏まえて、アクセス数を上げるために自然検索でアクセス数を増やしたい!

そうだSEO対策をしよう!!

ということになれば1ページ毎にSEO対策をしていく事が一番の近道になるわけです。

この考え方がポイントです。

じゃあ次に、どのページからSEO対策をしていけばいいの?という話になります。

時間は有限ですし、より効果の高いページから施工していった方がいいじゃないか!ってみんな思います。

そういった時に解析ツールを使います。

具体的には、ECサイトでは、よく商品が売れる導線と売れにくい導線とが存在します。

ならば、よく売れるサイト内の導線の中で、一番最初に踏まれているページからSEO対策をしていった方がいいんじゃない!

という話ができたりします。

じゃあそのページってどのページなの?

ということを解析ツールで探したりします。

またアクセス数と一言で言っても、自然検索なのか広告なのか、

または別のサイトからのリンクで来ているのか、

もしくはSNSやお気に入りや、メルマガなどなど。多岐に渡る流入元があるわけです。

もしかするとSEO対策でアクセス数を上げよう!と勢い勇んだけれども、

実は自然検索ではなくて、別サイトからのリンクしてきた人の方がよく成果を上げてくれていたかもしれません。

もしそうであれば別サイトへの露出に費用をかけた方が実は売上を改善するための近道だった。

なんてことも起こりえます。

投下した予算がしっかりと成果に見合うか、もしくは見合っていたか。また見合う手立ては他に何かないか?

仮説設定したり効果検証したり戦略立案したりするために私は解析ツールを使っています。

正しく課題解決の方法が見つかれば、予算をかけずに自社の努力で売上が改善する場合だってあります。

課題は仮説を立ててツールで検証する

もう少し入り込んだお話をします。

サイトの売上改善を行う際に、必ず数値で結果が出ます。

例えば、売上が落ちた、アクセス数が伸びない、転換率が上がらない、客単価が下がってきた等。

結果が芳しくないということは何かしら課題があるからです。

じゃあ課題は何なんだ!ということで解析ツールを使ったりもするのですが、

課題を探すために解析ツールを使ったことのある方ならお分かりかと思いますが

取得できるデータが膨大過ぎて本当にどれが課題に結びついているヒントの値なのか分からなくなってしまうことが往々にしてあったりします。

つまり時間と労力がかかって仕方がないのです。

そうならないために私が意識してやっていることは、課題を予め仮説設定して、

その仮説が合っているかどうかを確認するために解析ツールを使うようにしています。

そうすれば仮説に紐づかないデータは見る必要はないですし、

改善施策を考えることに、より時間が使えるようになります。

データをまとめることに時間を使ってしまいがちですが、ご存知の通り

改善施策を繰り返して効果検証してを繰り返さない限り売上は改善しないのです。

まとめ

数値解析は課題や効果を検証するツールであって、解決ツールではないということです。

最後は課題解決まで仮説をから施策考え効果検証から次の一手を粘り繰り返せたかというPDCAが全てです。

今後ますますECの流通額が増えていく中で、

少しでもご期待いただく結果を超えていけるデザインファミリーであれるよう

今年も1歩づつ成長していければと考えています。

そんなことを思いながらえべっさんの縁起物を担いだ1月10日でした。

▼僕の記事より二度寝の記事の方が実は見てほしかったりするのでお暇な時に

Writer.

この記事を書いた人

中田 延孝

中田 延孝

メダカを飼いはじめました。
最初10匹で飼い始めたのですが5匹死に
5匹追い金したのですが
一か月後の現在生存しているのは3匹です。
悲しいです。

▼所有資格
ウェブ解析士協会 ウェブ解析士マスター
▼講演実績
Futureshop主催 GA4セミナー

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